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12月03日-01号

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  1. 白山市議会 2019-12-03
    12月03日-01号


    取得元: 白山市議会公式サイト
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    令和 1年 12月会議---------------------------------------        令和元年白山市議会12月会議会議録第1号---------------------------------------            令和元年12月3日(火曜日)---------------------------------------出席議員(20人)   1番  池元 勝君      2番  中野 進君   3番  大屋潤一君      4番  田代敬子君   5番  山口俊哉君      7番  吉本史宏君   8番  永井徹史君      9番  南 清人君  10番  石地宜一君     11番  小川義昭君  12番  安田竹司君     13番  北嶋章光君  14番  村本一則君     15番  宮岸美苗君  16番  岡本克行君     17番  寺越和洋君  18番  吉田郁夫君     19番  清水芳文君  20番  藤田政樹君     21番  西川寿夫---------------------------------------欠員 6番---------------------------------------説明のため議場に出席した者の職氏名市長山田憲昭君 副市長井田正一君副市長澤山雅則君 総務部長竹内正隆企画振興部長高田 隆君 市参事兼企画課長横川祐志君健康福祉部長福祉事務所長村井志朗君 市民生活部長池田紀子産業部長東元清隆君 市参事兼農業振興課長野本 俊君観光文化スポーツ部長山下浩雅君 建設部長松田正之上下水道部長多島雅彦君 会計管理者会計課長真砂光子総務部次長財政課長大岩慎一君 美川支所長濱屋雄茂鶴来支所長広野晴城君 選挙管理委員会事務局長本 真奈美君監査委員事務局長中 英俊君 教育長松井 毅君教育部長毛利文昭君   ---------------------------------------職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名 事務局長     北村 潔君   議事調査課長   谷口由紀枝君 議事調査係長   荒地美幸君   主事       西川隆朗君 手話通訳士    堀口佳子君   手話通訳士    長谷川智美---------------------------------------            議事日程(第1号)                         令和元年12月3日(火曜日)                         午前10時 開議  日程第1 諸般の報告  日程第2 会議録署名議員の指名  日程第3 議案第88号ないし議案第106号       (説明)---------------------------------------            本日の会議に付した事件  議事日程(第1号)のとおり---------------------------------------          午前10時0分開議 ◎議会事務局長(北村潔君) 御起立願います。礼。着席願います。 ○議長(石地宜一君) これより令和元年白山市議会12月会議を開きます。 今12月会議の審議期間は、本日から12月20日までの18日間といたします。 直ちに、本日の会議を開きます。--------------------------------------- △日程第1 諸般の報告 ○議長(石地宜一君) 日程第1諸般の報告を行います。 令和元年10月2日、10月3日、10月28日及び11月27日の各日付にて、監査委員から例月現金出納検査報告書定例監査結果報告書の提出がありました。 地方自治法第121条第1項の規定に基づき、11月26日付にて、市長及び教育委員会教育長に対し出席を要求しておきました。 11月26日付にて、市長から説明員の委任及び嘱託について通知がありました。 12月3日付にて、市長から議案の提出がありました。 今12月会議において、本日までに受理した陳情はお手元の配付の文書表のとおりであります。 以上をもって、諸般の報告を終わります。--------------------------------------- △日程第2 会議録署名議員の指名 ○議長(石地宜一君) 日程第2会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、山口俊哉君、吉本史宏君を指名いたします。--------------------------------------- △日程第3 議案第88号ないし議案第106号(説明) ○議長(石地宜一君) 日程第3議案第88号ないし議案第106号を一括して議題といたします。---------------------------------------提案理由の説明 ○議長(石地宜一君) 市長から提案理由の説明を求めます。 市長、山田憲昭君。     〔市長(山田憲昭君)登壇〕 ◎市長(山田憲昭君) おはようございます。 本日、ここに令和元年市議会12月会議が開会されるに当たり、最近の市政の状況と提案いたしました諸議案につきまして、その大要を御説明申し上げます。 初めに、天皇陛下におかれましては、10月22日、即位礼正殿の儀が皇居・宮殿でとり行われ、内外に即位を宣明されました。陛下はお言葉で、「国民の幸せと世界の平和を常に願い、国民に寄り添いながら、憲法にのっとり、日本国及び日本国民統合の象徴としての務めを果たすことを誓います」と述べられ、改めて敬愛の念を深めたところであり、ここに謹んでお喜びを申し上げます。 また、台風19号による被害に配慮され延期されておりましたパレード、祝賀御列の儀も先月10日に行われ、天皇皇后両陛下は、沿道を埋め尽くした多くの国民の祝意に笑顔で応えられ、広く御即位を披露されました。令和の時代が平穏で希望に満ちあふれますよう願いますとともに、天皇皇后両陛下並びに皇室の一層の弥栄を心からお祈り申し上げます。 次に、10月12日から13日にかけて、関東甲信地方東北地方を中心に大きな被害をもたらした台風19号についてであります。 これまでに経験したことのない記録的な大雨により、千曲川や阿武隈川など、71河川において堤防等が決壊し、8万7,000棟を超える住宅が被害を受け、90人を超えるとうとい人命が犠牲となりました。改めて、お亡くなりになられた方々に対し、心より御冥福をお祈りいたしますとともに、被災されました皆様にお見舞いを申し上げます。また、一刻も早い復興・復旧をお祈り申し上げる次第であります。 また、千曲川の決壊に伴い、北陸と首都圏を結ぶ大動脈であります北陸新幹線が大きな被害を受け、金沢・東京間の運転再開のめどが立たない状況が続きました。JR東日本JR西日本が全力で復旧対応に当たり、13日ぶりに暫定ダイヤでの運行が再開し、先月30日には、金沢・東京間の直通運転の本数が被災前の水準に回復をいたしました。 このたびの浸水被害を受け、多くの方々がその不便さを実感し、改めて北陸新幹線の重要性を強く認識をいたしたところであり、今後の災害への対策強化を十分に図っていただきますようお願いをするものであります。 本市におきましては、台風19号の接近に備え、鶴来地域から白山ろく地域にかけ6カ所の自主避難所を開設し、町内会に対して明るいうちの早目の避難を周知いたしたところであります。倒木や一部家屋等の被害がありましたが、幸い人的被害はなく、最小限となったものであります。今なお、被災された自治体におかれましては、全力を挙げて復旧・復興に向け取り組んでおられます。 今般、全国市長会及び石川県の要請を受け、台風19号により被災された長野市へ、今月1日から来年3月末までの間、災害ごみ処理業務に当たるため職員1名を派遣することといたしました。少しでも被災地の復旧・復興の手助けになればと考えております。 次に、経済情勢等についてであります。 内閣府が先月発表いたしました7月から9月期の国内総生産GDPの速報では、4期連続のプラス成長となりましたが、実質成長率が前期比0.1%増、年率換算で0.2%増にとどまりました。国は、先行きについては緩やかな回復が続くことが期待されるものの、消費税率の引き上げによる影響には十分注意するとともに、災害復旧・復興の取り組みを加速し、米中貿易摩擦などの下方リスクによる影響に備える必要があるといたしております。 北陸の景気につきましては、日銀金沢支店は、世界景気の減速を背景に生産用機械電子部品などで生産水準を引き下げる動きが見られるとして、景気判断を引き下げております。また、北陸の上場企業36社のうち製造業を中心に9社が、中間決算の公表に合わせて通期の業績予想を下方修正いたしております。市内の上場企業におきましてもそうした動きがありますので、引き続き注視をしてまいりたいと考えております。 さて、市民の皆さんから信任を賜り、2期目の市政のかじ取りを担わせていただき、1年が経過いたしました。1期目と同様、市民の皆様の信頼と期待に応えられるよう、そして、何よりも市民の幸せを第一に、誠心誠意、日々全力で取り組んでまいりました。 中でも、「市民も、自然も、まちも、全てが健康に」との思いから、ことし3月、「健康都市 白山」を宣言いたし、健康づくり施策の推進を初め、入所児童対策など子育て支援の充実、全小・中学校へのエアコン設置など教育環境の充実を図ってまいりました。そして、令和の新たな時代を迎え、全国住みよさランキング2019におきましては、本市が初めて全国第1位になるといううれしい知らせもありました。 企業誘致におきましては、残り1区画となっておりました山島工業団地の分譲地が完売となり、現在、新たな企業の受け皿となる工業団地の整備を着実に進めているところであります。さらに、雇用や定住の受け皿ともなる土地区画整理事業も順調に進捗いたしております。 なお、慢性的に渋滞となっております国道8号の6車線化整備につきましては、国の事業として採択がされたところであり、今後の交通環境の改善が図られるとともに、交通事故の減少など安全性の向上につながるものと期待をいたしております。 また、多くの皆様に参加をいただき、全28地区で毎年開催をいたしておりますまちづくり会議につきましては、10月27日の加賀野地区をもって、令和元年度の全ての会議を終了いたしました。 会議では、健康都市宣言や市民の安全・安心、協働のまちづくりなどを中心に市政報告を行うとともに、地区の課題や各団体の活動を通して気づいた点など情報共有をし、地域の皆様とともに語り合うことができました。まちづくり会議でいただきました御意見、その熱い思いを令和2年度予算に反映をさせてまいりたいと考えております。 引き続き、対話と参加による市政運営に邁進し、将来都市像である「健康で笑顔あふれる元気都市 白山」の実現に向け、なお一層の努力を傾注してまいる所存であります。 それでは、最近の市政の状況について御説明を申し上げます。 初めに、白山総合車両所等を活用した観光・産業振興についてであります。 去る9月27日に、自由民主党の新幹線車両所の活用による観光・産業プロジェクトチームにおきまして、中間とりまとめが行われました。 この中間とりまとめでは、北陸新幹線白山総合車両所の見学者を受け入れ、新幹線の技術と安全性を体感学習できる場として、白山総合車両所に近接した場所にビジターセンターを設置することとし、あわせて、多くの子供たちに鉄道に興味を持ってもらうための屋内遊具施設を併設、さらに観光案内や物販の機能を備える内容となっております。 その上で、建築物の整備は国の支援を受けながら本市が行い、展示物の制作・展示についてはJR西日本が担うこととされ、これらの管理については、建築物を本市が、展示物をJR西日本が担うことを基本とするとされております。 また、(仮称)西松任駅につきましては、行政、運行事業者、利用者によって組織されている白山市地域公共交通協議会事業主体として進めることとし、開業時期は、利用者のわかりやすさと整備コストの観点から、北陸新幹線敦賀開業に伴う並行在来線分離の時点を目指し、関係者が協力して取り組むこととされております。加えて、加賀笠間駅の自由通路周辺整備につきましても、本市において検討を進めることとされたところであります。 この中間とりまとめにより、構想から実施への段階に移ることとなりますので、本市といたしましても、国・県、JR西日本と具体化に向け協議を行い、取り組んでまいりたいと考えております。 そうした中、先ほど申し上げました台風19号の影響により、長野新幹線車両センターで、北陸新幹線の車両10編成が浸水をいたしました。JR東日本JR西日本ともに全てを廃車する方針でありますが、この車両を有効活用することを視野に、先般、JR西日本に対してビジターセンターでの展示活用を提案いたしたところであります。 JR西日本といたしましては、現在は台風被害の復旧に全力で取り組んでいる状況であり、車両の活用法を検討する段階にはないとの回答でありましたが、今後、適切な時期にJRとの協議を行いたいと考えており、ビジターセンターがより魅力ある施設となるよう努めてまいります。 いずれにいたしましても、白山総合車両所等を活用した観光・産業振興につきましては、新たな地域振興策の実現につながるようしっかりと議論、検討を重ねてまいりますので、議員各位におかれましては、引き続き御理解と御協力を賜りますようお願いをするものであります。 次に、SDGs取り組み推進についてであります。 本市と東京大学地域未来社会連携研究機構が平成31年3月に締結をいたしました連携協定を記念し、先週の27日、白山市民交流センターはくさんホールで、「東京大学と白山市が連携して進めるSDGs」と題して、シンポジウムを開催いたしました。 シンポジウムでは、地域未来社会連携研究機構松原宏機構長より、大学内の地域の課題解決にかかわる11の部局が連携をし、ワークショップやシンポジウムを通じて、さまざまな交流を進めていく機構の活動を紹介いただくとともに、東京大学瀬川浩司教授、同大学の佐々木夏来助教よりそれぞれ記念講演をいただきました。 また、パネルディスカッションでは、講師のお二人に加え、金沢工業大学の平本督太郎SDGs推進センター長株式会社フォルク三島由樹代表取締役、NPO法人白山しらみね自然学校山口隆理事がパネリストとなり、白山市が取り組むSDGsについて、それぞれの専門的な活動の視点から活発な討論が行われたところであります。 今後もこうしたさまざまな機会を通じて、大学や民間企業地域社会など横の連携を一層深めてまいりたいと考えております。また、身近な生活の中で私たちができることから行動することがSDGs目標達成の第一歩になり、そのことが未来につながりますので、引き続きSDGs取り組みを積極的に推進してまいります。 次に、白山手取川ジオパークの再認定審査についてであります。 10月16日から18日までの3日間、4年に1度の日本ジオパーク再認定に係る現地審査が行われました。白山白川郷ホワイトロードを初め、百万貫の岩、白峰重伝建保存地区桑島化石壁獅子吼高原美川伏流水群など、山から海まで白山手取川ジオパークの広いエリアに分布する見どころをしっかりと説明し、地質遺産の保全と活用の取り組みを審査員に確認いただきました。 最終日の講評では、4年前の指摘事項が着実に改善されていることや各種団体との連携協定など、大変多くの方々がジオパーク活動にかかわっていることなどに評価をいただいたところであります。 審査結果は、今月下旬に開かれる日本ジオパーク委員会におきまして再認定の可否が決定されますので、よい結果を待ちたいと思います。引き続き、市全体で一体となった活動を展開し、ユネスコ世界ジオパークの認定を目指してまいりたいと考えております。 次に、日本遺産北前船寄港地船主集落についてであります。 日本遺産は、地域の歴史的魅力や特色を通じ、日本の文化、伝統を語るストーリーを文化庁が認定をするものであります。平成29年4月に認定されました「荒波を超えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地船主集落」には、これまで加賀市、小松市、輪島市、金沢市の県内4市を含む全国45の市町が認定されております。 御承知のとおり、美川・湊地域の北前船関連文化財十分認定に値をするものでありますので、11月8日に認定申請の前提となります北前船日本遺産推進協議会に加盟をいたしたところであり、来年5月の追加認定に向け準備を進めてまいります。北前船寄港地として追加認定されれば、白山手取川ジオパークとの相乗効果も得られ、観光振興及び地域の活性化につながるものであり、広く発信してまいりたいと考えております。 次に、東京オリンピックに向けた取り組みについてであります。 開催まで7カ月余りとなりました東京オリンピックパラリンピック競技大会におきまして、各競技・種目で出場選手が決まってきている中、本市では、森島町出身の大学生、木島萌香選手アーティスティックスイミング競技日本代表に内定をされました。このことは大変喜ばしく、誇りとするところであり、金メダル獲得を目指して活躍されることを期待するものであります。 なお、オリンピック出場を目指し日々努力を重ねている本市出身有力選手がほかにもおられますので、木島選手に続き朗報が届くことを心より願っております。 また、トランポリン競技ポルトガル代表チームが、11月17日から24日まで本市で合宿を行い、先月28日から今月1日までの4日間、東京都で開催の世界トランポリン競技選手権大会に出場し、私も応援に行ってまいりました。ポルトガルチームは健闘され、準決勝まで勝ち進みましたが、残念ながら今大会での東京オリンピック出場枠の獲得はならなかったところであります。ただ、今後大きな大会が幾つか残っておりますので、その中で残る出場枠をかち取っていただきたいと願っております。 次に、いいとこ白山魅力発信についてであります。 年明けの1月25日と26日の2日間、東京駅直結のKITTE地下1階東京シティアイにおきまして開催をいたします観光フェア「いいとこ白山 自然と文化と発酵街道」では、市内5つの蔵元でつくられた清酒や食の世界遺産と言われるフグの卵巣のぬか漬けを初めとした発酵食品など、本市の地域産品を販売するほか、白山手取川ジオパークの自然、牛首紬などの伝統工芸品等をプロモーションすることといたしております。 加えて、移住定住支援制度ふるさと納税制度の紹介を通じて本市の魅力を発信するとともに、来場者アンケートにより着地型旅行商品の造成に係る調査を行うことといたしております。 さらに、2月1日は市制15周年の節目に当たります。これを記念し、2月11日の建国記念の日に、松任文化会館ピーノにおきまして、市民有志180人の特別合唱団が第九を声高らかに歌い上げることといたしております。ぜひ多くの皆様に御来場をいただきたいと思っております。 また、3月1日に実施をいたします第3回白山検定につきましては、今年度は、「好きになる!いいとこ白山」、「広めたい!いいとこ白山」をキャッチフレーズに、地域について学ぶ楽しみ、そして学んだことを周囲の方々と共有する楽しみを実感していただきたいと考えております。 なお、今回から、これまでのコースに加え、入門コースを新設いたしました。この入門コースは、より多くの方々が受験しやすいよう問題数を減らし、基本的な問題を中心に出題する予定でありますので、多くの方のチャレンジをお待ちいたしております。 次に、子育て・教育環境の充実についてであります。 土地区画整理事業宅地開発等による児童数の増加に伴い、これまで保育施設の増改築や分園の設置、小規模保育所の新設等により、受け入れ体制の整備に努めてきたところであります。特に松任地域鶴来地域におきましては、今後も児童の増加が見込まれます。双葉保育所につきましては、既に増築、改修を終え、10月より供用を開始いたしており、千代野保育所双葉保育所分園わかば保育園でもそれぞれ増築、改修工事を進めております。 また、本年4月に、定員数を増加している乳児保育所におきましても、さらに受け入れ人数を拡充することとし、当該施設の増築、改修費について今会議に補正予算を計上いたしております。 また、あいわこども園におきましては、入所定員の増員に向けて施設を増築することに伴い、新たに駐車場用地を確保するための土地購入費について補正予算を計上いたすものであります。それ以外にも、林中こども園悠愛保育園なども増改築計画があり、新年度に着手する方向で協議を進めているところであります。 また、東明小学校におきましては、来年度、普通教室が不足をするため、既存の会議室を普通教室に改修することとし、所要の経費について今会議に補正予算を計上いたしております。加えて東明小学校では、今後も児童の増加が見込まれることから、計画的に必要な教室数を確保するべく、増築、改修等の計画案を議会にお示しをしながら、しっかりと対応してまいりたいと考えております。 次に、デジタル防災行政無線戸別受信機の整備についてであります。 戸別受信機は、災害時の避難情報行政情報を各世帯へ伝達するとともに、町内会等地域コミュニティーでの情報共有としても大きな役割を担うものであり、美川地域白山ろく地域では、既に戸別受信機の配備を終えております。 今年度から2カ年で整備をすることといたしております松任地域鶴来地域につきましては、現在、町内会や地区ごとに説明会を開催しているところであります。説明会を終えた町内会から、早ければ来年1月より順次配布を予定いたしており、令和2年度末までには、松任、鶴来全域での配備を終えたいと考えております。これにより、市内全域で統一した環境が整うものであります。 近年は、全国各地自然災害が相次ぎ発生をいたしており、防災情報は一層大切となっております。今後とも、市民の皆様に迅速かつ的確な情報をお伝えするとともに、早目の行動を促し、市民の皆様の安全・安心の確保に努めてまいります。 さて、ことしも余すところあと一月となりました。3カ月予報では、この冬は全国的に暖冬傾向となっておりますが、道路除雪につきましては万全の準備を整え、気を引き締めて対応をしてまいります。 除雪体制につきましては、除雪委託業者124社、除雪機械246台で作業を行うことといたしており、昨年と同様に除雪対策路線を第1次路線、第2次路線、第3次路線として指定をし、計画的に順次実施することにより円滑な交通の確保に努めてまいります。 なお、除雪作業に当たっては、最新の気象情報を注視しながら、国・県等の関係機関と連携をし、市民の生活に支障が出ないよう努めてまいりますが、市内全ての道路を除雪することは困難であります。町内の生活道路自宅周辺などの除雪につきましては、これまでどおり地域ぐるみの対応と御協力をお願いするものであります。 次に、白山千丈温泉セイモアスキー場白山一里野温泉スキー場でありますが、ともに今月21日にオープンの予定であります。 特に白山一里野温泉スキー場につきましては、本年3月より整備を進めておりましたリフトのかけかえ工事が今月の中旬に完了をいたします。のだいらゲレンデの頂上を終点とするトリプルリフトの完成により、輸送力と利便性が大幅に向上するものであります。 また、初心者用のゲレンデには、初めての方々でも安心してスキーに挑戦できるようスノーエスカレーター、ムービングベルトが今シーズンより設置されます。親子連れを初め、多くの皆様にスキー場を訪れていただき、雪に触れ、この冬を楽しんでいただきたいと思っております。 次に、令和2年度の予算編成についてであります。 新年度におきましては、第2次白山市総合計画の基本理念「健康」「笑顔」「元気」を基本とする各事業を着実に前進させるため、限られた財源の中、予算の重点的、効率的な配分に努めるとともに、「健康都市 白山」の宣言やSDGsの推進、市民協働のまちづくり、安全・安心な環境づくりを念頭に、創意と工夫を凝らしたメリハリのある予算編成を行ってまいりたいと考えております。 その中でも、本市の自然、歴史、文化など、多様で魅力ある資源を最大限に活用し、市民の皆様が100歳になっても元気に暮らせる、住んでよかったと実感できる白山市づくりに努めてまいります。 それでは、提案いたしました諸議案につきまして御説明を申し上げます。 提出案件は、補正予算案8件、条例案5件、事件処分案6件の計19件であります。 初めに、議案第88号から第95号までの令和元年補正予算案についてであります。 まず、一般会計につきましては、補正予算総額5億6,100万円余となるものであります。その主なものといたしましては、総務費では、定住促進奨励金に不足が生じるため追加補正を行うものであり、また、民生費では、子育て支援医療給付金及び法人保育園運営費補助金などに不足が生じるため追加補正を行うほか、乳児保育所の増築、改修に伴う実施設計費を計上いたしております。 加えて、当該乳児保育所の増築、改修工事費等について並びに鶴来老人福祉センター蓬莱荘の建築工事費等について、債務負担行為の設定を行うものであります。さらに、あいわこども園入所定員の増員に向けた施設増築に伴い、新たに駐車場用地を確保するための土地購入費を計上いたしております。 また、農林水産業費では、環境保全型農業支援対策事業費補助金及び野生イノシシの豚コレラ感染の確認に伴い、ジビエ利用を自粛していることから、捕獲されたイノシシの回収に係る対策費の補助金をそれぞれ計上するものであり、土木費では、木造住宅の耐震改修工事費補助金及びブロック塀撤去費補助金の増額を補正計上いたしております。 また、教育費では、要保護、準要保護の児童・生徒就学援助費などに不足が生じたため追加補正を行うほか、東明小学校において児童数の増加に対応するため、改修に係る所要の経費を計上いたしております。 なお、人件費の補正につきましては、石川県人事委員会の勧告に準拠し、給与改定を行うものであります。 次に、特別会計及び事業会計につきましては、一般会計同様、給与改定に伴う人件費について補正を行うとともに、国民健康保険特別会計において、保険給付費の交付金等の返還金を計上いたしております。また、工業団地造成事業特別会計につきましては、山島工業団地分譲地の土地売払収入を基金に積み立てるほか、新工業団地造成に伴い、アクセス道路の整備に係る交通量調査、基本設計費等を計上するものであります。 次に、議案第96号から第100号までの条例案について、その主なものを御説明申し上げます。 白山市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例につきましては、令和元年石川県人事委員会勧告に準拠し、関係規定を改正するものであり、白山市ふるさと館条例の一部を改正する条例につきましては、現在、大規模改修工事を行っている松任ふるさと館の施設使用料を改正するものであります。 また、白山市公営企業の設置等に関する条例等の一部を改正する条例につきましては、特別会計で運営をしている白山ろく地域の簡易水道事業について、地方公営企業法を適用することとして公営企業会計へ移行し、あわせて白山ろく地域の水道料金の改定を行うため、関係条例の一部改正及び廃止を行うものであります。 次に、議案第101号から第106号までの事件処分案について御説明を申し上げます。 市道路線の変更につきましては、道路法の規定に基づき、道路整備に伴う路線について議会の議決を求めるものであり、指定管理者の指定につきましては、地方自治法の規定に基づき、施設の指定管理者となる団体の名称及び指定の期間について議決を求めるものであります。 また、損害補償の額を定めることにつきましては、地方自治法の規定に基づき、二曲城跡において発生した倒木による物置の損壊事故について、損害賠償の額を定めるため議決を求めるものであります。 以上をもちまして、12月会議に提出をいたしました議案の説明を終わりますが、何とぞ慎重に御審議の上、適切なる御決議を賜りますようお願いをいたします。 ○議長(石地宜一君) 提案理由の説明は終わりました。--------------------------------------- ○議長(石地宜一君) 本日の議事は、これをもって終了いたしました。 次に、休会の件についてお諮りいたします。 議事の都合により、明日4日から9日までの6日間は本会議を休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石地宜一君) 御異議なしと認めます。よって、以上のとおり休会することに決しました。 次の本会議は、10日午前10時から開きます。 本日はこれにて散会いたします。          午前10時41分散会---------------------------------------(参照)     令和元年白山市議会12月会議予定表(審議期間18日間)日次月日曜区分開議時刻議事第1日12月3日火 午前9時議会運営委員会本会議午前10時 諸般の報告  会議録署名議員の指名  議案上程   説明 本会議終了後全員協議会 全員協議会終了後広報広聴委員会第2日12月4日水休会 (一般質問締め切り 正午まで)午後1時30分広報広聴委員会第3日12月5日木休会  第4日12月6日金休会  第5日12月7日土休会  第6日12月8日日休会  第7日12月9日月休会  第8日12月10日火 午前9時議会運営委員会本会議午前10時  質疑  一般質問第9日12月11日水本会議午前10時 一般質問   委員会付託本会議終了後議員協議会第10日12月12日木休会 (一般質問予備日)午後3時議会の在り方検討特別委員会第11日12月13日金休会午前9時総務企画・文教福祉・産業建設常任委員会第12日12月14日土休会  第13日12月15日日休会  第14日12月16日月休会午前10時予算常任委員会第15日12月17日火休会 (常任委員会予備日)第16日12月18日水休会午前10時公共施設等に関する特別委員会第17日12月19日木休会 (委員会予備日)第18日12月20日金 午前11時議会運営委員会 午後1時全員協議会本会議午後3時 諸般の報告
      委員長報告、質疑、討論、表決平成31年白山市議会定例会  会期 3月1日(金)~令和2年2月28日(金)365日間---------------------------------------     令和元年白山市議会12月会議提出事件一覧表事件の番号        件名議案第88号 令和元年度白山市一般会計補正予算(第3号)議案第89号 令和元年度白山市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)議案第90号 令和元年度白山市介護保険特別会計補正予算(第2号)議案第91号 令和元年度白山市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)議案第92号 令和元年度白山市工業団地造成事業特別会計補正予算(第2号)議案第93号 令和元年度白山市水道事業会計補正予算(第1号)議案第94号 令和元年度白山市工業用水道事業会計補正予算(第1号)議案第95号 令和元年度白山市下水道事業会計補正予算(第2号)議案第96号 白山市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について議案第97号 白山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について議案第98号 白山市松任ふるさと館条例の一部を改正する条例について議案第99号 白山市都市公園条例等の一部を改正する条例について議案第100号 白山市公営企業の設置等に関する条例等の一部を改正する条例について議案第101号 市道路線の変更について議案第102号 白山市の区域内で野々市市長が市道路線を認定することの承諾について議案第103号 白山観光物産センターの指定管理者の指定について議案第104号 にわか工房及び鳥越農村公園の指定管理者の指定について議案第105号 白山千丈温泉セイモアスキー場及び白山一里野温泉スキー場施設の指定管理者の指定について議案第106号 損害賠償の額を定めることについて陳情第8号 建設産業の振興に関する要望書陳情第9号 令和2年度税制改正に関する要望書陳情第10号 体育施設整備に関する要望書陳情第11号 令和2年度白山市に対する要望書陳情第12号 商工会に対する令和2年度補助金要望額の完全予算化等に関する要望書---------------------------------------     令和元年白山市議会12月会議陳情書一覧表陳情番号受理月日件名及び要旨提出者送付委員会811月14日建設産業の振興に関する要望書  建設産業の振興に関し、以下の要望に対して御高配を賜りますようお願いします。    記 1 働き方改革 2 豪雨災害、地震災害、防災対策、除雪対策等 3 社会資本の整備推進一般社団法人 白山野々市建設業協会 会長  北野一郎産業建設 常任委員会911月25日令和2年度税制改正に関する要望書  毎年税制改正に関し、政府・政党・関係省庁等に対して建設的な意見を提言しており、本年度も下記の提言について、格別の御配慮を賜りますようお願いします。    記 1 税・財政改革のあり方 2 経済活性化と中小企業対策 3 地方のあり方 4 震災復興公益社団法人 松任法人会 会長  二木喜則    外1人総務企画 常任委員会1011月25日体育施設整備に関する要望書  白山市の体育施設は建設から25年以上経過している施設が多く、競技に支障を来しているものもあります。そのような施設については、早急に整備していただきますよう要望します。白山市体育協会 会長  黒島秀介産業建設 常任委員会1112月2日令和2年度白山市に対する要望書  下記のとおり要望・提案します。    記 1 商工業振興並びに地域振興事業対策予算の十分な確保 2 活力あるまちづくりに向けた企業・研究施設誘致のさらなる推進 3 公共工事並びに用度品等の地元企業への優先発注 4 ウルトラマラソンに対する予算拡充 5 白山総合車両所地域振興策の早期具体化 6 「これからの白山市」創造事業:白山登山ルートの確立による地域振興計画の実施 7 キャッシュレス普及に対する積極的支援 8 SDGS推奨策としての“ごみ収集”の拡充 9 空き店舗バンク(空き家利用含む)制度の創設白山市経済団体連絡協議会 会長  高松喜与志    外4人産業建設 常任委員会1212月2日商工会に対する令和2年度補助金要望額の完全予算化等に関する要望書  中小企業・小規模事業者振興対策の一層の充実強化と、商工会が要望する補助金の完全予算化について要望します。美川商工会 会長  二木喜博    外3人産業建設 常任委員会...